研究内容
生物の脳内の神経回路は、状況・経験・環境に応じて、運動制御の方法をダイナミックに変化させ、環境に適応した行動を発現させます。このような環境適応能(知能)を生む、神経回路の設計デザインを生物学・情報学・工学の融合アプローチにより解明することを目的としています。脳神経系のモデルとして微小脳(昆虫脳)、ラット脳、培養神経細胞を対象としています。遺伝子・神経・神経回路・行動に至るマルチスケール分析法による網羅的分析と、分析結果から脳機能のモデル化、シミュレーション、ロボットへの統合による構成論的手法により、研究を進めています。さらに、遺伝子操作による受容細胞や神経系の機能改変、生体と機械システムの機能を融合した「生体-機械ハイブリッドシステム」の構築を通した脳神経系の研究へと展開しています。
研究目的
〜微小脳から生体-機械融合システムへ〜

研究グループ
微小脳システム(昆虫脳)
生体-機械融合システム(昆虫脳)
学習・記憶と脳の可塑性(ラット脳、培養神経細胞)

論文リスト

共同研究

研究プロジェクト

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