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高橋宏知

 

これまでの研究成果の紹介 (研究業績)

 

東京大学大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻

高橋 宏知

 

聴覚を再生するための聴性脳幹インプラントの有用性の検証... 1

聴覚野の機能構造の解明... 5

電極アレイ間の神経を選択的に刺激する多点ゲート刺激法の開発... 12

神経インターフェイスの開発... 18

神経細胞のシミュレーションと生体信号の多変量解析... 24

無喉頭者の発声システムの開発... 28

 

 

聴覚を再生するための聴性脳幹インプラントの有用性の検証

 

 聴覚を喪失した患者の脳幹・蝸牛神経核に電極アレイを埋めこみ,そこを電気刺激して聴覚機能を再生するインプラント技術の基礎研究を実施するために,ラットを用いた実験系を構築した.その実験系を用いて,蝸牛神経核をどのように電気刺激すれば,音情報を効率的に伝達できるかを考察した.(戻る)


 

 

 

聴覚野の機能構造の解明

 ラットの聴皮質上から,聴性誘発電位を微小電極アレイで多点計測し,その計測データに基づいて,聴皮質での音情報の表現や処理を考察した.(戻る)


 

 

 

電極アレイ間の神経を選択的に刺激する多点ゲート刺激法の開発

 

 電極直下ではなく,電極アレイ間の神経だけを選択的に刺激するために,多点ゲート刺激法を提案し,理論的・実験的にその有用性を検証した.(戻る)

 


 

 

 

 

神経インターフェイスの開発

 基礎生理実験の目的に応じて,実験動物の脳から信号を得るために,様々な微小電極アレイを,微細加工技術を駆使して開発した.(戻る)


 

 

 

 

神経細胞のシミュレーションと生体信号の多変量解析

 神経方程式を用いたシミュレーションや,多変量解析手法を用いて,生理実験で微小電極アレイを用いて計測した生体信号を総合的に考察した.(戻る)


 

 


無喉頭者の発声システムの開発

 喉頭癌等で発声機能を喪失した患者の発声装置として,小形振動子を義歯に埋めこんだ口腔内振動子を開発した.また,それを用いて明瞭かつ自然な発声を実現するために,振動子の制御方法を検討した.(戻る)